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1.162018
~高齢者の歩行と転倒~
日常生活に必要な食料品などを高齢者はどのように確保しているのでしょうか?
内閣府の「平成28年 高齢者の経済・生活環境に関する調査結果(全体版)」によると、
単身世帯の88.4%は「自分でお店に買いに行く」と回答しており、夫婦のみ世帯
(76.9%)、子どもと同居する世帯(70.6%)に比較して高い水準にあります。
単身世帯の88.4%は「自分でお店に買いに行く」と回答しており、夫婦のみ世帯
(76.9%)、子どもと同居する世帯(70.6%)に比較して高い水準にあります。
一方、「家族・親族に頼んでいる」は、単身世帯は4.1%にすぎず、夫婦のみ世帯
(19.8%)、子どもと同居する世帯(27.7%)に比べて低い。
(19.8%)、子どもと同居する世帯(27.7%)に比べて低い。
単身世帯は同居人がいないので、買い物の依頼をしにくい生活環境が考えられます。
また、「自分で買い物に行く」と回答した人の主な交通手段は、単身世帯の43.4%は
「徒歩」と応えており、夫婦のみ世帯(26.0%)、子どもと同居する世帯(24.3%)
に比べて、高い水準にある)。
「徒歩」と応えており、夫婦のみ世帯(26.0%)、子どもと同居する世帯(24.3%)
に比べて、高い水準にある)。
一方、「自分で自動車等を運転」の比率は、単身世帯42.2%、夫婦のみ世帯61.1%、
子どもと同居する世帯55.8%となっていて、単身世帯においては自動車を用いる人の割合
は低い。
子どもと同居する世帯55.8%となっていて、単身世帯においては自動車を用いる人の割合
は低い。
この背景には、単身世帯は大都市に居住する人の比率が他の世帯類型よりも高いことや、
75歳以上の女性の比率が高いために自動車の運転が難しいことが考えられる。
75歳以上の女性の比率が高いために自動車の運転が難しいことが考えられる。
徒歩での買い物が可能なのは、徒歩圏内に食料品などを取り扱う店があるかどうかに依存し、
都市部と異なり町村などでは、徒歩圏内に食料品などを取り扱う店が少なく、自分で自動車等
を運転して買い物に出かけることが必要な地域も多い。
都市部と異なり町村などでは、徒歩圏内に食料品などを取り扱う店が少なく、自分で自動車等
を運転して買い物に出かけることが必要な地域も多い。
一方、高齢者は、加齢などによる心身機能の低下などから、自動車の運転が難しくなる場合も
少なくないため、認知症の高齢者が自動車を運転することで事故などが起きた事例も報告され
ている。
少なくないため、認知症の高齢者が自動車を運転することで事故などが起きた事例も報告され
ている。
高齢者の転倒は要介護の危険
「平成29年版 高齢社会白書(全体版)」によると、高齢者が「要介護」となる主な原因は、
「脳血管疾患(脳卒中)」が17.2%と最も高く、次いで「認知症」16.4%、
「高齢による衰弱」13.9%の次に、「骨折・転倒」が12.2%を占めています。
「脳血管疾患(脳卒中)」が17.2%と最も高く、次いで「認知症」16.4%、
「高齢による衰弱」13.9%の次に、「骨折・転倒」が12.2%を占めています。
若い人なら少しくらいけがをしたり病気にかかったりしても、安静にしていれば回復も早い
ですが、高齢者にとって過度の安静は、筋力や身体機能の衰えを招き、症状を悪化させる要因
にも繋がります。
ですが、高齢者にとって過度の安静は、筋力や身体機能の衰えを招き、症状を悪化させる要因
にも繋がります。
中でも転倒が原因で起こりやすい大腿骨の骨折は、歩けるようになるまでに時間がかかるため、
そのまま寝たきりになることも少なくありません。
そのまま寝たきりになることも少なくありません。
骨折やけががなかったとしても、転倒により自信を失ったり、自力で動くことに対して恐怖心を
持ったりすると、体を動かさなくなり、筋力が次第に衰え始めて身体機能の低下を招くこともあります。
持ったりすると、体を動かさなくなり、筋力が次第に衰え始めて身体機能の低下を招くこともあります。
まとめ
高齢者の転倒は、生活に大きな影響を及ぼすことから、十分な対策を取る必要があります。
弊社が取り扱う「シルバーカー」「ショッピングカート」「サポートカー」「杖」は少し弱った
高齢者の歩行をサポートする器具として重宝されています。
高齢者の歩行をサポートする器具として重宝されています。
いつまでも元気で自立した高齢者であり続けるためにも歩行は重要ですね!