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食感も楽しい!栄養豊富なオクラの魅力♪

いよいよ夏の到来です。

暑さ厳しい日々が続きますが、旬を迎える夏野菜が美味しくお手頃に頂けるのはささやかな喜びですね。

中でもオクラは、外側のシャキッとした食感、独特のぬめり、種のプチプチ感など、楽しい食感だけではなく、嬉しい栄養素が豊富に含まれています。

今回は夏野菜の代表選手、オクラをご紹介します。

 

オクラは緑黄色野菜に分類されます。βカロテンを多く含み、その量はレタスのおよそ3倍以上といわれています。

βカロテンはガンの予防や抑制の効果があり、体内でビタミンAに変換されると、視力低下の予防や、美肌効果、そして、粘膜を健康に保つことから、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。

オクラのぬめりの正体は、糖タンパク質のムチンと食物繊維のペクチンです。ムチンは胃の粘膜タンパク質の消化吸収を助けます。またペクチンは水溶性食物繊維で、整腸作用に加え、コレステロールや血糖値の上昇を防ぎます。

プチプチとした食感の種には、ビタミンEが多く含まれています。ビタミンEは、動脈硬化や血栓の予防、そして体内の酸化(老化)を防ぐ抗酸化作用が非常強いことから「若返りのビタミン」と呼ばれています。その他、カリウムやカルシウムなど、夏に不足しがちなミネラルも含まれています。

ムチンやペクチン、そしてビタミンは熱に弱く水に溶けてしまうため、6月~7月の旬のはしりオクラは果肉もやわらかく青臭さが少ないため生で食べるのがオススメです。旬のなごりの8月~9月のオクラは30秒から1分ほど茹でたり、レンジで加熱すれば食感を残して美味しく頂けます。

栄養豊富なオクラを食事に取り入れ、美味しく楽しく食卓を豊かにしたいものですね。

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