ラジオ体操というと子供の頃、夏休みに朝、公園に集まってやっていた事を思い出しますが、
理にかなった効果のある運動だとは、当時、考えもしませんでした。

ラジオ体操第１は、「簡単で、だれにでもできる」「どこでもできる」「調子がよくて、気持ちがいい」という
コンセプトのもと当時の専門家達の間で作られたそうです。

手の運動、首の運動、足の運動、腰の運動と全身をくまなく使った運動ができます。
また、ラジオを聞きながら音楽に合わせて動くということで認知症予防に効果が高いと言われているそうです。

脳でいろいろなことを処理しながら、
体を動かすことで血液に酸素を送り込み体中の血液の循環が高まることで、
全身の細胞が活性化される、そうなる事で脳だけでなく筋力の低下も予防できし、
老化の進行も遅らせる可能性が高まります。

また疲れにくい身体づくりにも効果があるため、運動不足の方や疲れを感じやすい方は生活の中にラジオ体操を取り入れてみるといいですね。

＜不意の事態に備えた身体づくり＞
ラジオ体操は、曲げる・ねじる・伸ばす・ジャンプといった動きを取り入れた運動で構成されており、そのほとんどが普段の生活ではあまり行われないような動きです。
そのため、不意の怪我や事故を予防するための身体づくりとして効果的とされています。

＜血液やリンパの循環機能を促進＞
ラジオ体操を行って全身をまんべんなく動かすことで、筋肉が伸縮し、そのの伸縮にあわせて血管内の血液やリンパの循環が促進されるため、
老廃物の排出や冷え性の解消に繋がり、またリンパの流れが良くなることで、免疫力が向上し、細菌やウイルスが体内に侵入するのを防ぎやすくなります。

＜筋力アップと新陳代謝の向上＞
ラジオ体操は普段動かさない筋肉をバランス良く刺激し、筋力をアップしてくれます。
筋力が増えることで、心臓から全身にかけて血液を送り出す能力が高まるため、新陳代謝が良くなります。