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5.152018
~寝たきりにならないための予防方法~
寝たきりになると考えられる要因
高齢者になると、関節などに痛みを生じることが増え、動くことが億劫になり、買い物や散歩などに出かける機会が減少したりします。
そうなると、思ったように動けなくなることから、外出を嫌がるようにもなり、身体能力に衰えが生じます。
また、病気やケガなどで全身の筋肉をあまり動かさない状態が長期間続くと、筋肉や関節、臓器の運動能力が低下し、寝たきりとなる要因にもなります。
自力で動いたり歩いたりできるうちから車いすやおむつを使用していると、さらに身体を動かす機会が減るので注意が必要です。
筋肉の重要性
筋肉には「体を動かす」「エネルギーをつくる」といった働き以外にも、「脳の働きに影響を与える」「ホルモンを分泌する」などの働きも持っていることがわかってきました。
筋肉は、何もしなければ、20代をピークに減少していきます。
ある日突然、急に減るわけではないのでその衰えに気づきにくいのですが、何もしなければ、少しずつですが着実に減り続けていきます。
しかし、筋肉は、70歳や80歳になっても増やすことができる運動器官です。
筋力アップや骨の強化、また認知症予防に、手軽にできて習慣化しやすい運動の一例をご紹介します。
<片足立ち>
・背筋をまっすぐに伸ばしたまま、両足をそろえて立ちます。
・床から5cmほど浮かせて片足を上げます。
・左右それぞれ1分間ずつを1セットで、1日3セット行います。
転倒しないようにつかまるものがある場所で行います。
支えが必要な人は、机や手すりに手をついて行います。
<スクワット>
・肩幅より少し広めに両足を広げ、つま先を30度くらいに開きます。
・息を吐きながらゆっくりお尻を下げ、吸いながらゆっくりと元に戻します。
・1セット5~6回で、1日3セット行います。
転倒しないようにつかまるものがある場所で行います。
支えが必要な人は、机や手すりに手をついて行います。
<ひとりジャンケン>
利き手でグー・チョキ・パーと順に出し、逆の手が必ず負けるようにしてじゃんけんをします。1日5分程度行います。慣れたら手を逆にしても行います。
<ウォーキングやジョギング>
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、基礎代謝量の維持とともに、リフレッシュや血行改善などの効果も期待できます。
引用:介護サービス「あずみ苑」ホームページより
いつまでも、元気で健やかに暮らせる生活を続けるにはちょっとした努力も必要ですね!