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8.72018
いつまでも若々しく~白髪~
誰もがいつまでも若々しくありたいと願っていると思いますが、
多くの人は40~50歳ぐらいから白髪が混じり始め、年齢を重ねるごとに増えていきます。
しかし、髪を染めるにしても、頭皮へのダメージが大きくなり、将来薄毛になってしまうのでは?と心配されている方も多いと聞きます。
では、何故、白髪が発生し、加齢に伴って増えてくるのでしょうか?
白髪になる仕組み
髪の毛が生えてくるのは、頭皮の毛母細胞の働きによります。
この毛母細胞が作り出す髪の毛は元々白い色をしていて、毛母細胞にはメラノサイト(色素形成細胞)というものがあり、ここで髪の毛に色をつけるメラニン色素が作られます。
生まれたばかりの髪の毛は、白い色をしていますが、成長過程でメラニン色素の影響を受け、黒髪になったり、ブロンドになったり、金髪になったりする仕組み。
加齢とともにメラノサイト(色素形成細胞)は毛母細胞から徐々に減少し、それに伴ってメラニン色素の生成も減少。
その結果、髪の色素が薄くなり、白髪が発生するというようになっています。
また、髪の毛はタンパク質によりつくられており、黒髪を保つためには血流がよく、必要な栄養素が毛髪の細部まで行き渡ることが重要だと言われています。
白髪が増えるのは、年齢を重ねることで肝腎機能が衰え、髪にまで必要な栄養素が行き渡らないためとも推測されています。
黒髪を保ちたい
髪の毛を染めることは頭皮へのダメージが気になる他、手間も費用もかかってしまうので、できるだけ自然な方法で黒髪を維持したいですね。
黒髪を保つためには血流がよく、必要な栄養素が毛髪の細部まで行き渡ることが重要と言われています。
血流改善に良いとされる食事として、ミネラル分の多いひじきやワカメなどは効果が期待されています。
特に白髪対策に効果が期待できる食材として、黒豆や黒胡麻が良いとも言われています。
バランスよく栄養を摂取し、体調を整え、頭皮や毛髪にも栄養を行き渡らせることが、いつまでも若々しくそして美髪や黒髪を保つうえで重要と言えるのではないでしょうか。
特に黒髪は健康であることが基盤にあるので、過度なストレスから身を守り、質の良い睡眠をとることも大切になります。
頭皮の血流バランスは、自律神経が支配しており、ストレスが加われば自律神経の安定を保つことができなくなるので、なるべくストレスを溜めない生活を続けることも心掛けたいですね。