おうち時間が増える中、自宅で運動をする方も多くなりました。

自宅で行うエクササイズの一つとして、「ヨガ」は大変人気です。

柔らかい身体でアクロバティックなポーズを行うヨガも魅力的ですが、瞑想を通じて心の動揺を止めていくことが、ヨガの本来の目的といわれています。

今回は瞑想の一つ、眠りのヨガといわれ、わずか30分で4時間の疲労回復効果があるという究極のリラクゼーション法「ヨガニドラ」をご紹介します。

「ヨガニドラ」は寝転んで仰向けのリラックスした姿勢で行う瞑想法です。

講師のガイドによって、足の親指、人差し指…そして手・腰・背中・首・こめかみなど、左右の身体の各部位ごとに細かく意識を巡らせていきます。

ガイドを聞きながら、徐々に全身が心地良く緩んでいき、深いリラクゼーションを体感できます。また、知らず知らず日常的に身体が力んでいることにも気づかされます。

あまりの心地よさに、眠ってしまう人もいますが、眠るよりも、まどろんでいる状態が最も疲労回復効果があるといいます。

まどろんだ状態になると、究極のリラクゼーションといわれる脳波「シータ波」が出て、記憶や潜在意識に関する脳の海馬を活発にし、その効果は30分のヨガニドラで4時間の睡眠に相当するそうです。

ヨガニドラは難しいポーズをとる必要もありません。リラックスできる空間で、横たわることができれば、誰でも体験できます。

また、一般的な瞑想はその効果を実感するまでに、練習を重ねる必要がありますが、ヨガニドラは、一度でもその心地よさや瞑想の素晴らしさを感じられます。

YouTubeやヨガのアプリによって、ヨガニドラのガイドを聞くこともできますので、眠りのヨガによる究極のリラクゼーション、まずは気軽に体験してみてくださいね。

リラックスした後は、お散歩やお買い物も元気にできそうですね。

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